子連れ海外旅行大好き！【きまぐれ地球散歩】

　お昼過ぎディズニーランドを後にして、スタジオのほうに移動。周りを見るとずいぶん大きい子まで、バギーをレンタルして乗せている。ウチのコもどちらかというと、あまり歩きたくないタイプ。早速バギーを借りる（ゲートを入って右にある）、受付で聞いたところ、スタジオの中のみの利用と言う事だが、バギーレンタルのチケットを見せればディズニーランド内でも再レンタルが可とのこと。６ユーロを支払い、あっちでもこっちでも使えるのなら安い。
　このスタジオは、フロントロット・バックロット・アニメーション コートヤード・プロダクションコートヤードの４つに分かれています（といってもつながっていますよ）。フロントロットはメインストリートＵＳＡっぽく、ショップやレストランが主に入っています。全体的に小さく、大人向けのアトラクションが多いので、今回はホッパーパスだったので納得ですが、普通の一日券で入場した場合、ちょっと物足りない内容だと思いました。
　
　まずバックロットにある「アルマゲドン スペシャル エフェクツ」に並ぶ。これは映画アルマゲドンの１シーンを体験できるというもので、一度に何十人も入場するので、すごい行列でもあまり待ちませんでした。中に入るとシャトルの中、いろいろなトラブルに見舞われます。轟音とともに火があがり、子供は最初は驚きますが、小学生くらいになると充分楽しめるようでした。

　アニメーション コートヤードに移動し、娘の大好きなアラジンのアトラクション「フライング カーペット オーバー アグラバー」に並びました。これは東京でいうダンボやスカイジェットのような空飛ぶカーペットに乗り、レバーを上げ下げして乗り物を動かし楽しむアトラクションですが、さすがに子供達には大人気で長蛇の列。深く考えずに娘の希望で並びましたが、４０分弱は並んでいた気がします。まあ娘は大喜びだったので良かったのですが。降りるとアブーがグリーティングに出ていて、抱きついて大喜びの娘。次は「アニマジック」に入りました。ここはシアターでのショーなので、決まった時間に行けばいいのです。時間ギリギリの入場でしたが、座席は階段状になっているのでちゃんと子供でも見えます。ドナルドがいろいろなディズニーアニメの世界に迷い込み、とてもかわいいショーを見せてくれます。キャラクターも沢山で、子供には大受けでした。

　プロダクション コートヤードに移動し、「スタジオトラムツアー フューチャリング カタストロフ キャニオン」に並びました。これは映画のセットをトラムに乗って周りという、ユニバーサルスタジオにあるアレと同様のものです。説明が流れるので、並ぶ列が言語で分かれていました。英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語とありましたが、ほとんど誰も並んでいないイタリア語の列に並びました。どうせそんなに真剣に説明は聞かないだろうし、理解もできるかハテナだったので、空いている列に並んだわけです。このツアーハイライトの、地震と火事と大洪水が体験できる所では、みんな大歓声で子供も大喜び。でもそれ以外は今ひとつですが・・・。

　希望していたアトラクションを一通り終え、夕方からのパレードを見るためにフロントロットへ移動し、場所を確保しパレードを待っていると雲行きが・・・。来ました！！！いきなりのすごい大雨、夕立とは思えないスケールの夕立が突然やってきて、即フロントロットの中へ逃げ込みました。運良くフロントロットの目の前にいたこと、フロントロットはちゃんとした建物だったことが幸いして、全く濡れずにすみましたが、恐ろしい雨音が聞こえ、話し声が聞こえないほど。２０分くらいは待ったでしょうか、何事もなかったかのように雨は上がりましたが、パレードは残念ながら中止になりました。そこでディズニーランドへと移動することにしました。もちろんバギーはちゃんと返して、証明書をもらいましたよ。

　前日成田を出発して、同日の夕方パーク近くの準ディズニーオフィシャルホテルの「ホリデーイン」に宿泊しました。8/12の朝はあいにくの曇り空（時折小雨もパラパラ・・・）で、日程にも余裕があったので、今日行くか？明日行くか？で迷い、１０時過ぎにインパすることに決定しました。ホテルからパークまでは、準ホテル専用の巡回バスが早朝から深夜まで走っていて、さほど待たずにパークに行く事が出来ました。
　
　チケットブースは結構混雑していましたが、ブース数も多く１０分程度で購入できました。気まぐれ一家は２パーク無制限の１日券（ホッパーパス）を購入。パリに来るまであまり下調べをしていなかったので、スタジオの方へは行く予定がなかったのですが、どちらか一つのパーク専用の１日券は４０ユーロで、両方のパーク自在のホッパーパスは４９ユーロだったもので、パレードだけスタジオに見に行ったとしてもプラス９ユーロはお得じゃないですか。ということで、４９ユーロのホッパーパスにしました。ちなみに子供は３９ユーロ。

　パークに入ると娘は早速「オーロラ城」の中へ。東京のシンデレラ城と違い特別のアトラクションはありませんが、眠れる森の美女のストーリーにそった展示がしてあり、ステンドグラスも美しく、大きくはありませんがパリらしい落ち着いた感じのお城です。私も近くのショップの「値引き！」という文字に惹かれフラフラと・・・東京のパークでは、いくら衣料品とはいえ半額に値下げしてるなんてないんですもんね。冷夏とは聞いていたパリですが、思ったより涼しく（寒くさえ感じる）子供用の綿入りベストを購入し、すぐに娘に着せました。娘はプリンセスのドレスが欲しいと言っていましたが、自宅には何着もあり、もう小学生と言う事で夫から「却下！」の厳しい声が。

　こちらのパークでは｢ピーターパンの空の旅」が大人気とかでＦＰが導入されていました。東京でも乗れますが娘が気に入っているので、早速ＦＰゲット。昼前に取ったのに時間はなんと夜の７時過ぎ・・・おどろき！なにも乗らないうちに早くもお昼近く、サンドイッチを食べ、ホットチョコレートを飲んでいると事件が！！！！娘がホットチョコレートをこぼした！やってくれた～～～、今日に限って着替えを持ってきてないよ。汚したのはズボンだけだから大丈夫と夫は言うけど、娘は気持ちが悪いと不満顔。さっきのショップに戻って値下がりしていた薄手のズボンを購入した。まだ何も乗っていないのに、お金を使うのは衣料品ばかり。なんてこったい。

　せっかく入場したディズニーランドだけど、ここでウォルトディズニースタジオへ移動。なぜなら閉演時間がスタジオは１８時と早いので、先にそっちをということになりました。スタジオの詳しいレポートはこちらを覧ください。

　さてスタジオから戻り、やっと本気でパークを周ることになります。

・・・つづく