2004年10月23日
キャッシュ・トラベラーズチェック(TC)の準備
現地で使う通貨の用意の仕方は、下記の4通りがあります。
それぞれ、レート、現地での使いやすさと、安全性、プラスαの特典に差があります。
きまぐれ一家の場合は、
「わずかな現金(前回の残りの場合多し)」+「トラベラーズチェック(手数料割引の銀行または空港で購入)」+「クレジットカード」 というパターンが多いですね。
T/Cは、アメリカのときは多め、ヨーロッパ・アジアの時は少なめです。
また、ショッピングマイルでマイルを貯めたいので、可能な限りクレジットカード払いを優先させます
レート(手数料)のお得度 | 現地での 使いやすさ・手間 |
安全性 | プラスα | |
現金 | △ 両替する場所に左右される。日本で用意するより、一般的にレートは現地での両替の方が良いです。 「レート」「手数料」両方取られる場合もあります。 |
◎ 使い安さではNo.1 ただし、現地紙幣・コインになれるまでの戸惑いがあります。 |
× 現金はどうしようもありません。海外で紛失・盗難にあってしまったら、諦めるしかないでしょう。 |
到着後すぐに使うかもしれないチップ用など若干のお金は、現金が必須です。旅行の最後に使い切らず、次回の旅行に備えて取っておくのも一つの手です。 |
トラベラーズチェック | ◎ 現金に比べると、レートも良く、支払い時には手数料を取られることもほとんどありません。(両替所等での現金化には要手数料が多い) 円高の時を狙って購入しましょう! |
△ お店で現金代わりにそのまま支払える場合も多く(アメリカではこの方法で全く問題なし)便利です。 ただし、利用の度に身分証の提示が必要になるなどの手間がかかる分、減点です。 |
◎ 2箇所のサイン&多くの場合は身分証のサイン等が一致しなくては使えませんので、大変安全です。紛失・盗難の際には未使用分は全て再発行されます。 Noのチェック、事前記入のサインをお忘れなく。 |
緊急サポートサービスの付いているTC発行元もあります。また、みずほ銀行によっては、取引内容によって販売手数料を半額にしてくれるところもあります。 |
国際キャッシュカード 日本の口座から現地で現地通貨を引き出せるカードです |
△ 現地で引出すごとに手数料が加算され、さらにレートにも数%の手数料が上乗せされています。 |
○ 24時間営業のATMが多く設置されている国へ行く時には利便性抜群です。大抵の国でATMは見つけやすいと思いますが、旅行前にATMの位置情報を掴むのは難しいので、「コレだけで」というのはちょっと危険かも。 |
△ 大金を持ち歩く必要はありませんが、現金になってしまうと、それ以上はどうしようもありません。 |
シティバンクのサービスが有名でしたが、現在では多くの都市銀行の総合口座にセットできるようになってきていました。外貨預金とセットで旅行積み立てするのも良いかも。 |
クレジットカード | ○ 適用されるレートは使用日のおよそ1週間後が多いようです。レート自体は悪くありませんが、1週間後のレート次第という、ちょっとバクチ的要素を含みます。円高が進めばラッキー! |
◎ サイン一つですべてOKですから、大変便利です。ただし、小額決済は断られることも。 使いすぎには注意です。 利用限度額が低い場合には、出発前にカード会社に連絡しておくと一時的に限度額を引き上げてくれる場合が多いです。 |
○ 基本的には安全が確保されています。が、極稀にちょっと怪しい店でカード番号を抜き取られ、悪用されるようなケースも噂に聞きます。 |
カードに付帯する海外旅行保険などの損害保険、ショッピングの割引特典、提携航空会社のマイルなどの特典があります。ゴールドカードなどでは、空港ラウンジの利用もできたりします。 |
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- at 01:25
comments
大変参考にさせて頂きました。ありがとうございました。27日から4歳の娘を連れて、セブ プランテーションベイに泊まる予定なのですが、拝見させて頂いた所ホテルのタクシーはとても高いとの事、もし差し支えなければ名刺の方の電話番号と名前を教えて頂けないでしょうか?すいませんお願いします
コメントありがとうございます!
大変申し訳ないのですが、探してみたのですが彼の名刺が見つかりません・・・
ゴメンナサイ。ご出発までに見つかりましたらお知らせしますね。
・・・というだけでは、ちっとも役に立ちませんので、我が家の経験を書いてみました⇒こちら